病気に立ち向かう

精神科の受診が重要
子供が発達障害かもしれないと悩んでいる両親は、精神科へ連れていきましょう。素人の自分たちで判断をするのは難しいため医師に診察をしてもらうのが最も良いです。医師なら今までの知識と経験を活かして的確な判断をしてくれるはずです。そして、子供の症状に合せた治療を施してくれます。
発達障害は自分の力で治ることはありませんので、医師と両親の協力が必要です。もしも、発達障害の症状がある場合は勇気をもって精神科へ行きましょう。
自閉症とアスペルガー症候群の症状
一言で発達障害と言っても分類をすれば様々な症状があります。自閉症の場合はコミュニケーション能力が欠如していることが多いです。ひとりで絵本を読んでいたり絵を描いていたり、ボーっとしていたりするのです。1日中誰とも話さないということは当たり前です。
自閉症と対照的なのがアスペルガー症候群です。自分に不都合なことが起きると怒ったり泣き叫んだりします。中には暴れまわって教室から抜け出したり、罵声を浴びさせたりすることもあります。
このように発達障害の種類によって症状が変化するため、自分の子供がなにに分類されるのか知るためにも精神科へ行かなければならないのです。
病気に向き合うことが大切
誰しも自分の子供が発達障害になるとは思っていません。だからこそ発達障害と診断されたときは受け止めるのが難しくなります。場合によっては子育てを放棄してしまう親もいます。しかし、逃げずに医師と一緒に向き合うことが大事です。